スキー検定(SAJバッジテスト二級編)

検定バッジ

 

PART12 3回目の検定受検(2005)後半

 

 さてさて、後は2種目を残すのみ。全員でいったん麓まで下りることになる。やっぱり皆さん、気合いが入っている。迫力がある。ゼッケンを付けた集団が結構なスピードで下りて行く姿は、周囲から浮き上がっている感じ。麓に着いたら再びリフトに乗り込み、頂上を目指す。次の種目は不整地小回り(一級のみ)なので、1回お休みだな・・。ふふふ。

 

検定コース頂上

 

 あれこれ考えていると、あっという間に頂上へ着いた。検定員による説明がはじまり、不整地小回りは先ほど大回りをやったバーンの端っこでやるらしい。不整地とはいえ、整地のつもりで滑っても大丈夫とのアドバイスがあったようだ。そして前走がスタート。確かに先ほどの小回り(整地)と変わらない雰囲気で下りていくように見えた。相変わらすリズムの早さ、安定感、弧を描くスキーの回し込みなど凄いと思う。

 二級受験者は検定員付近に先に下りて下さいとのことで、次に想定される種目「中回り」のリハーサルのつもりで下りた。雪が深く、脚をとられそうになったが、まあこんな感じだろう。検定員の方々より少し先の位置で、一級受験者の滑りを見せて貰うこととした。

 10人いれば、10通りの滑り方があるもんだと思った。下から見ていると違いがよくわかる。結構、各人の個性が強く感じられた。スキーを回し込む角度、上体の安定感、コース取りなど本当に人それぞれである。個人的には上体が安定している人の滑りがいいなと思った。 まあ、それはさておき、次は中回りだから、頭の中でイメージトレーニングをはじめた。外脚をぐっと踏ん張り、スキーをしっかり走らせていこうと。

 さて、次は小回りのゴール地点の少し先に整列し、中回り種目が開始されようとした・・が、コンディションというかロケーションに問題があり、計画変更、フリー滑降が開始されることとなった。

 さて、今回もフリー滑降の組み立てをどうしようかはっきりと決めてきてはいなかった。セオリー通り、大回り〜小回り〜中回りでいこうか、それともスピード感を表現するために、大回り〜少し中回り〜小回り少々〜中回りにしようか。他の人の滑りを観察していると、大回り〜小回り〜中回りのように見えたので、その通りにしようと決めた。ただ、大回りから小回りに移行する際はバランスを崩さぬように速度を少し抑えめにしようと計画。

 検定員の手が上がり、コースの状態を確認してからまた急加速してスタートする。まずは大回り2ターンで、スピードに乗せる。そして、検定員がはっきりと見える位置に来て、小回り開始。最初の1ターンは少しずらして制動をかける。数ターン繰り返しながら徐々に中回りモードへ。とにかくずらさぬよう踏ん張りまくる。そして検定員のそばで急制動し、コース端にいそいそと移動する。個人的には上々の出来具合だったと思う。この種目も65点はとれたつもり。というわけで、今のところ合格ラインにいるはずだと自分勝手に考えておく。残る種目は中回りのみで、前回検定でこいつだけは合格点が出てたこともあるし・・。

 そして最後の種目、中回りに臨む。初級者用コースの勾配が急な部分を用いて行われた。斜度はそれほどきつくはないのだが、一般のボーダー、スキーヤーが多い点がかなりの恐怖である。それまでの検定種目は上級者用コースで、あんまり他に滑る人間がいなかった。よって、比較的自由なコース取りができていた。しかし、この初級者用コースはコース幅が狭い上にあちらこちらに人がいる状態。滑走速度もみんなばらばらなのが難点である。

 比較的、人が少ない(と思われる)コース左端を利用することとなった。例によって一級受験者から開始されたが、衝突を回避しようとしてバランスを崩してしまう例が散見された。厳しい。あと、コース自体も結構でこぼこのようである。参った。泣いても笑ってもこれが最後。自分の順番がやってきた。幸運なことに、自分の狙うライン上に人がいなくなった。今がチャンス。回りが動き出す前に駆け抜けよう!

 例によって、猛烈に加速し、ターンに入る。とにかくエッジを立て、ずらさないように力を込め、スキーを走らせる。周囲を滑っているボーダーを次々と追い越す。体軸の内側への素早い倒し込みと、高い位置からのスキーの踏み込みを心がけて何とか無事滑り抜いた。それほど傾斜は急ではないのだが、ゴール地点付近では結構な速度に到達していた。思いっきり力をこめて外脚を踏ん張っていたので、でこぼこにも脚をすくわれずにすんだ。今日一番の出来だったので、この種目は66点のつもり。心の中では合格予定。

 その場でゼッケンを返却して一旦解散となる。合格発表は30分程度後の予定。例によって、また、リフトに乗り、2本ほど滑りに行った。プレッシャーから解放されたこともあり、のびのびと滑ることができた。

 さてさて、あたりもすっかり暗くなり始めた頃に、合格発表があった。壁にリストが張り出されるのかと思っていたが、口頭による発表だった。まずは二級から、ゼッケン番号・・番!

 何とびっくり、自分の番号だけが呼ばれた。非常にうれしい。思わず、大きな声で「ありがとうございます」と叫んだ。受検3回目にしてやっとつかんだ栄光。本当にうれしかった。たぶんこのときはにやけまくっていただろう。次に一級の発表。2名が合格だった。合格者は全部で3名。

 そして、検定員から全員に対して個別にアドバイスがあった。合格者は、アドバイスと、合格後の手続きを。認定料を支払い、合格証とバッジを受け取った。大事にしておこう・・。気になる点数だが、今回、公表はしないということで正確にはわからなかったが、良かったらしい。

 

二級合格証とバッジ

 

 そして、次は一級合格目指して頑張ろうと誓った。実は、今回合格したら、次はボードでもやろうかなと思っていたんだけど・・。やっぱり俺はスキー馬鹿だから!

 

 

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