スキー検定(SAJバッジテスト二級編)

検定バッジ

 

PART11 3回目の検定受検(2005)前半

 

 2005年3月、来るべき日が訪れた。またもや寒波の襲来で、天気は雪。現地へ向かうため高速道路をひた走っていると、途中から大粒の雪がどばどばと降り注ぐ。あたり1面真っ白になり始めた。やばい。通行止めは遅刻に直結するので、そうなる前に目的インターまで走り抜けねばならない。焦る気持ちを抑えつつ、ハンドルを握る。幸いなことに、スキー場最寄りのインターまで到達できた。よかった。スキー場までの山道はまだ除雪されてなかったので途中よりチェーンを装着した。時折テールが流れ出すこともあったが、無事にスキー場へと到着した。

 

スキー検定の講習風景

 

 受付場所の食堂へ入ると、それらしい人々が集まっていた。ぱっとみたところ10名程度か。その半数程度が二級を受けるのかなと最初は思った。午前と午後に講習をやってから、3時頃から検定に入るということである。二級において事前講習受講義務はないが、受けておいた方が間違いなく合格に近づくはずだから、午前の講習を受講することとした。そこにいた皆さんのほとんどは午前も午後も受ける雰囲気だった。みんな気合い入っているなあ。

 車に戻り、着替えと準備をすませ指定された場所へ集合。あんまり緊張感漂う雰囲気ではなかったので少しほっとした。出席点呼をとり、軽く準備運動した後、2本ほど足慣らしをしてから山頂へ集合とのこと。スキー板への踏み込み、軸の取り方などに気を付け、滑走。季節はずれの雪のおかげで、ゲレンデ状況は上々だった。こりゃいけるかなとちょっとうれしくなる。

 山頂集合のため、リフトに乗ると、ちょうど他の受講生と乗り合わせる。一級か二級かどちらかを受けるはずだから、失礼のないように「一級ですか?」と聞くと、「はいそうです」とのこと。「二級ですか?」と聞かなくってよかったと思う。で、その彼女は東北出身。転勤で九州にやってきたそう。「東北出身」というのが実に素敵な響きである。さぞかし上手であろう。そうこうしているうちに頂上へ。いよいよ、講習の始まりである。

 まずは、大回り。指導のポイントは体軸の傾け方?にあるように思われた。次のターンに入るとき、そちらへ向かって体軸を伸ばすような感じで・・・。とまあこんな感じで講習は進んでいった。あんまりシビアなコメントがなかったので、今回はぼちぼちうまくいっているのかなと考える。小回りは、テンポ良くスキーを回し込むことと安定性が重視されているようだった。こちらも悪いコメントはなかった。ちょっと自信がついた。

 時間がちょうど昼となり、午前の講習は終了した。とりあえず、講習内容のおさらいのため何本か滑る。その後、車に戻って昼食と休憩に入る。持参したカセットコンロで湯を沸かし、カップラーメンなんぞをむさぼる。イメージトレーニングなんぞをやりながら、足をのばしてゆっくりゆっくり。

 試験開始の一時間前に足慣らしのため再びゲレンデ入り。飯を食った後なので少し感覚が異なるが、調子は上々である。リハーサル完了。

 さてさて、ついに検定タイムがやってきた。今日はあんまり滑っていないので体力がありあまっている。スタート地点は山頂。受験者数は一級が十数名、二級がわずか二名だった。一級、二級ともに、一緒に検定を行うそうである。当たり前の話しだが、自分以外の誰もがやけに上手そうに見えてしまう。まあ、一級受検(当然二級を持っている)する人が多いから当然だ。

 最初の種目は大回り。ゴール地点の説明のあと、検定員による前走が始まる。かなりの速度で、バーンをがっちりととらえながらほぼトップコントロールで滑りおりた。ターン回数は5回くらいだったと記憶している。さすがに昼過ぎからの開始ということもあり、ゲレンデは結構荒れている。これは仕方ない。前走による滑りを頭の中でイメージしながらターンの位置を決めた。そして、一級より検定が始まる。皆さん結構安定している模様。ただ、荒れたバーンのため、脚をとられた人もいた。いよいよ私の番が来た。二級は2名受検なので、交互に滑ることとなる。

 積極的な滑りを見せるため、大きくスケーティングを2回くらいして急加速。少し直滑降ぎみにスピードを蓄える。そしてできるだけターン内側に体を倒し込み、ターン開始。バーンは荒れているが、スキーが横にずれず、いい感じ。すぐさま切り替え、ターン開始。4ターンほどして、ゴール地点が迫ってきたので急停止して完了。自分の中では結構いい感じだった。予想得点65は堅いと勝手に予想する(今まで、当たった試しはない)。

 しかし、直後にトラブルに見舞われた。雪が降り出し、ゴーグルとサングラスが曇りはじめたのである。一応、曇り止めはしておいたがちょっといまいちだった(後でわかったことだが、ゴーグルのレンズが2枚重ねになっており、その間に水分が入り込んでそれが凍りはじめていたようである)。なんてこったい。

 そして2種目目は小回り。ゴーグルのトラブルもあるが、とりあえずスピードが出ないのでゴーグルは額にあげて滑ろうと決心。アイスバーンにもかかわらず前走の方はきっちりとスキーを回し込み、弧を描いておられる。リズムも速い。今度は二級では最初に滑る番で、検定員の合図と共にスタートした。

 今回もスタートから急加速し、「リズムの維持」と「スキーを回し込んで弧を描くこと」を念頭に置いて滑った。前年の検定の際がオーバーペース気味で足をとられたことがあったため、今回は特に気を付けた。路面は完全にアイスバーンだったが、前半、何とかリズムを維持でき、後半それに加えて無理矢理ながらスキーを回し込むことができた(と、自分では思う)。先に滑り終わって、こちらを見ていた一級の方々からも、「良かった」とのコメントを貰い、少し調子に乗った。自己採点は65点間違いなしということで・・・。ま、こればっかりは何ともわからないが。

 

 

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