はじめに

検定バッジ

 

PART03 リゾートスキー

 

 スキーをはじめた頃は、いわゆる「リゾート」として遊ぶことが目的だった。検定の存在なんて全く知らず、雰囲気を楽しんだり、トライアルのように難しいコースをとにかく転ばずに滑り降りることを最大の目標にしていた。だからいつの間にか我流の癖がついていた。

 

スキー場頂上付近

 

 当時は、毎回レンタルスキーを利用していた。ま、通算2シーズンだから、そんなに大きな負担では無い。でも、スキーシーズンのはじまる少し前に、ふとしたことから新聞広告で見つけたスキーセットを購入することになる。

 広告は近くにある店舗のもので、「スキー4点セット¥39,800」とあった。4点とは、もちろん板、金具、ブーツ、ストックである。当時の1回あたりのレンタル費用がウエアー込みで5千円だったので、ま、しばらくすればもとは取れるだろうと思った。また、自分の板を所有するのもかっこいいと思っていたことも、今回の購入を後押しした。板は、フィッシャーのMT2ケブラーのブルー(180cm)を、金具はセット品のサロモンのやつを、ブーツは、何足かはき比べた結果、グローヒルのやつを、ストックはセット品の廉価なやつになった。どれも美しく輝いており、とてもGOOD。ウエアーも購入、2万円なり。スキー12回で元が取れる計算。ワックスやゴーグル、グローブなんかも、ちょこちょこと買いそろえていった。

 あくまでもリゾートなので、いろんなスキー場に行った。中国地方では芸北国際、瑞穂、191、才乙、県民の森、猫山、恐羅漢・・・などなど。九州地方では五ヶ瀬、九重、天山あたり。いろんな所を片っ端から滑ってみた。当時良かったな〜と思うスキー場は瑞穂ハイランド。西日本では結構な規模を誇り、ゴンドラ、クワッドリフトをはじめとし設備がやけに整っていた(その分値段もすばらしいが)。おすすめコースは「ビッグモーニング」。コース上部のコブ斜面でずいぶんと遊んだ。

 このころは主にシュテムターンと、緩斜面でしかできないいんちきパラレルターン位のレベル。ま、長〜い斜滑降と、シュテムターンの組み合わせで、かなり急な斜面でも何とか降りてはこられるし・・。そんな感じで楽しく遊ぶことと新しい場所を冒険することを目的としていた。あと、斜面のコブを利用して高く飛ぶことなんか・・・。基礎スキーとは全く無縁だった。

 かっこよさを求めるため、サロモンの長い板(今見ると、「お箸」みたいに見える)を買ってみた。「カービングスキー」なるものが出回りだせば、またもや購入。最初のカービングはフィッシャーだった。ちょっと奮発してカービング用のプレート付きビンディングなど装着していた。

 時は流れ会社に入って、スキーツアーに出かけたとき、とある人の「検定二級受けたら通るんじゃない?」との一言がその後のスキーライフを大きくかえることとなる。

 

 

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